お知らせ

  • 霜月のおたより

  • 2020.11.01

  • 立冬の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。街の街路樹も色づき、朝晩の冷え込みも厳しく感じられるようになった今日この頃、もう間もなく冬が訪れようとしています。そろそろ冬ごしらえを始められるお宅も多いかもしれません。

    11月を指す「霜月」の語源は諸説ありますが、「霜降り月」を略したという説が有力です。旧暦の霜月は、新暦では11月下旬から1月上旬頃。11月下旬といえば、長野では「えびす講」の時期でもあります。毎年多くの方が楽しみにしている煙火大会は、昨年に続き、今年も中止が決定しています。来年こそは大輪の美しい花火を楽しみたいものです。

    二十四節気では、11月7日は立冬。この日から立春の前日までが、暦の上では冬となります。立冬を過ぎると、12月21日の冬至に向かってさらに日が短くなり、本格的な冬を迎えます。そんな寒い冬に恋しくなるのがさつまいも。旬彩菓たむらでは、秋の訪れとともに仕込んだ秋冬限定菓子として、「すいーとポテト」や「いもようかん」が店頭に並びます。どちらも千葉県産、佐原の紅あずまを使用し、素材の味を活かした優しい味わいとなっています。「すいーとポテト」は200℃以上のオーブンで5分ほど温め、バニラアイスを添えると絶品スイーツとして、また「いもようかん」も表面を軽く炙ると、焼きいものようなホクホクとした美味しさをご堪能いただけます。ぜひ一度、お試しください。

    11月といえば、七五三の時期でもあります。お子様の健やかな成長を願う日本古来の行事は、これからも大切にしていきたいものです。皆さまの人生の節目となる場面に、たむらは寄り添える店でありたいと願っております。七五三の内祝いには、ほろほろと口の中でほどける「蕎麦朧」や、川中島白桃の香り高い「たからもも」などいかがでしょうか。お好みの菓子をご希望に添って詰め合わせいたします。また、お赤飯や栗おこわも承っております。お祝いの席を華やかに彩る一品として、ぜひご利用ください。

    みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

    店主