お知らせ

  • 睦月のおたより

  • 2022.01.01

  • 新年、あけましておめでとうございます。

    旧年中は多くのお客様にご来店いただき、心より感謝申し上げます。本年も皆様に愛される和菓子店を目指して職人一同邁進してまいります。これまでと変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

    1月の和風月名である「睦月」。お正月に家族や親しい人たちが集まり団欒することから、「睦び月(むつびつき)」が「睦月」になったという説が有力です。お正月を家族と仲良くゆっくりと過ごすことで、新しい年を元気に始められたら素敵ですね。
    たむらでは新春にふさわしい上生菓子をご用意し、ご家族の団欒を彩ります。今年は「松」「竹」「梅」、「鶴」「亀」の定番5種と、干支である「寅」を合わせた6種をご用意いたしました。「寅」は、小さなお子様にも喜んでいただけるよう、可愛らしく仕上げています。お正月のお茶うけに、またお年賀として、おめでたい席に加えていただければ幸いです。

    さてお正月といえば、おせちに松飾り、鏡餅などが思い浮かびます。お正月とはそもそも新年の神様である年神様をお迎えする行事であり、その依り代となるのが鏡餅です。年神様がいらっしゃる松の内(1月1日~1月7日)が明けた11日に鏡開きをする地域が多く、関西などでは松の内を15日までとし、それ以降に鏡開きを行うところもあります。
    依り代であった鏡餅を開くことで年神様をお送りし、年神様の力が宿った鏡餅をいただくことで力を授けてもらうのが、鏡開きです。近年忘れられがちですが、その意味をもう一度思い返し、大切な行事として受け継ぎたいものですね。

    1月20日の大寒が過ぎれば、春はもうすぐそこ。たむらでは、春の訪れを告げる「うぐいす餅」が店頭に並びます。たむらの「うぐいす餅」は、厳選した白玉粉に水と砂糖を加えた生地を蒸しあげ、さらに蜜を加えながら練り上げて、さらりとした甘さのこし餡を包みます。包む際に手ですばやく楕円形を作りながら、最後に両端をきゅっとひっぱるのがポイント。鶯色が美しい青豆きなこをたっぷりと振りかければ、うぐいすの羽色を表したうぐいす餅の完成です。生地と餡に甘味があるため、きなこには砂糖を加えないのがたむら流。柔らかな食感とやさしい甘味が春の訪れを感じさせてくれます。
    2月上旬まで数量限定、期間限定にて販売いたします。皆様のご来店をお待ちしております。

    店主