お知らせ

  • 師走のおたより

  • 2021.12.01

  • 今年もまた、お坊さんの走る「師走」がやってきました。長いようで短いような1年の最後の月。皆さま、やり残したことはないでしょうか。慌ただしい日々ですが、ほっと一息いれることも大事です。

    今年の冬至は、12月22日。冬至は太陽の力が一番弱くなる日でもあり、次の日からふたたび太陽の力が甦ってくることから、「太陽が生まれ変わる日」ともいわれています。冬至が陰の極みで、翌日から陽に返ることから、この日を境に運が向くと考えられてきました。
    冬至には柚子湯に入って、かぼちゃと厄除けの小豆が入った冬至がゆを食べるのが定番だとか。冬至がゆを作るのは大変ですので、かわりに小豆たっぷりの、たむらのおまんじゅうやお団子で厄払いしてみてはいかがでしょう。

    さて、年末は今年一年を振り返り、お世話になった方へ、年の瀬のご挨拶に伺う頃でもあります。手土産として、信州の素材を活かして作った、たむらの和菓子「信州の詰め合わせ」はいかがでしょうか。たむらオリジナルの化粧箱に、お好きなお菓子を詰め合わせて、感謝の思いを届けましょう。ご用命に応じて、のし掛け、地方発送も承ります。慌ただしい年の瀬だからこそ、ご挨拶はきちんとしておきたいもの。安心して年越しを迎えられるよう、早めの用意が安心です。

    また、新春を祝う菓子として、たむらでは今年も上生菓子をご用意いたします。「松」「竹」「梅」、「鶴」「亀」、そして干支の「寅」をあわせた6種の上生菓子は、いずれも華やかで初春にふさわしい逸品です。
    数ある和菓子の中でも最高峰といわれる上生菓子は、「五感」の菓子ともいわれます。目で見て楽しみ、ほのかに香る白手亡の餡を感じ、なめらかな舌触りと上品な味を堪能。そして、「菓銘」の響きに耳を傾けることで、職人の菓子に込めた「思い」を感じることができます。
    おめでたいたむらの上生菓子で、新春の席に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

    みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

    店主