お知らせ

  • 霜月のおたより

  • 2022.11.01

  • 今年の秋は、暑くなったり急激に寒くなったりと目まぐるしく変化しておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。11月ともなれば紅葉も本格化し、吹く風に冬の気配を感じる頃となりました。

    11月の和風月名は、「霜月」です。いわれは諸説ありますが、「霜降り月」を略したという説が有力です。冬の早い信州では、山々はもちろん、里にも霜が降りる頃ですね。迎える冬の準備は、万全にしておきたいものです。

    さて、今年の立冬は11月7日です。この日から立春の前日までが、暦の上では冬。立冬を過ぎれば12月22日の冬至に向かってさらに日が短くなり、本格的な冬が訪れます。
    そんな寒い冬に恋しくなるのが、さつまいも。たむらでは、秋の訪れとともに秋冬限定菓子として、「いもようかん」や「すいーとポテト」が店頭に並びます。毎年、季節になるとお客様から「いもようかんはまだかしら?」と尋ねられるほど、秋の定番菓子として愛されている、たむらのいもようかん。材料は、千葉県佐原の紅あずまと砂糖、焼き塩の3つのみ。素材本来の味を活かし、あえてさつまいもの食感が残るよう仕上げています。甘すぎず、いくつでも食べられる素朴な美味しさは、お茶はもちろん、コーヒーや紅茶との相性も抜群です。
    同じく千葉県佐原の紅あずまで作った「すいーとポテト」は、200℃以上のオーブンで5分ほど温めると、できたての風合いをお楽しみいただけます。熱々ホクホクの幸せを、ぜひ一度お試しください。

    また、11月といえば七五三の時期でもあります。お子様の健やかな成長を願う日本古来の行事は、これからも大切にしていきたいものです。皆さまの人生の節目となる場面に、たむらは寄り添える店でありたいと願っています。
    七五三の内祝いには、ほろほろと口の中でほどける「蕎麦朧」や、川中島白桃の香り高い「たからもも」はいかがでしょうか。お好みの菓子をご希望に添って詰め合わせいたします。また、お赤飯や栗おこわも承っております。お祝いの席を華やかに彩る一品として、ぜひご利用ください。

    みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

    店主