長月のおたより
2022.08.01
記録的な猛暑日もあれば、激しい雷雨に悩まされる日もあり、めまぐるしく天候が変化した今年の夏。皆さま、体調はいかがでしょうか。9月に入れば信州はもう秋。山々を渡って届く風に、涼やかな秋の気配を感じます。
そんな9月の和風月名は、「長月」。秋が深まるにしたがって、次第に夜が長くなっていくことから「夜長月(よながづき)」が略されたという説が有力です。ほかにも、秋の長雨から、「長雨月(ながめづき)」の略であるという説や、稲を刈る月、「稲刈月(いねかりづき)」が転じたという説もあります。
さて、秋といえば秋分の日。今年は9月23日が秋分の日となっています。昼と夜の長さが同じになり、この日を境に冬至に向かって一日一日、夜が長くなっていく節目の日です。秋分の日の前後3日間、合わせて7日間は秋の彼岸でもあり、ご先祖様に感謝してお墓参りをする風習があります。お供え物の定番は、やっぱり「おはぎ」。昔は、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」、春は牡丹の花にちなんで「ぼたもち」と呼び変えていたそう。なんとも風流な呼び名だと思いませんか。たむらでは、お彼岸用のおはぎをご用意しております。ご予約も承っておりますので、お気軽にご用命ください。
また、秋といえば「食欲の秋」ですね。たむらでは、さまざまなお菓子をご用意して皆さまをお待ちしております。ながの東急店では、毎週金曜日の開店に合わせて社長が自ら手焼きする、焼き立てのどらやき「あさどら」をご用意しております。エアレーションしたカルピスバターと餡が相性抜群の「アンバタどらやき」も、数量限定で販売。ふんわり軽いバターと餡、皮のバランスが絶妙なアンバタを、ぜひ一度、味わってみてください。「あさどら」は数に限りがございますので、売り切れの際はご容赦ください。
さらに、9月19日は敬老の日です。日頃お世話になっているおじいちゃん、おばあちゃんに、たむらの和菓子はいかがでしょう。菊の節句を思わせる上生菓子や、お土産にぴったりなお菓子の詰め合わせなど、豊富にご用意しております。
皆さまのご来店をお待ちしております。
店主