
霜月のおたより
2025.11.11

夏の暑さから一転、北風に身を震わせるような寒い日が続くなど、急激な気温差に驚かされる今年の秋。この寒暖差が、10年に一度といわれるほどの紅葉の美しさにつながっています。秋晴れの日を選んで、錦秋の秋を楽しみに出掛けてみてはいかがでしょうか。
11月の和風月名は、「霜月」です。いわれは諸説ありますが、「霜降り月」を略したという説が有力です。冬の早い信州では、山々はもちろん、里にも霜が降りる頃。迎える冬の準備は万全にしておきたいものです。また11月といえば、長野では毎年多くの人が楽しみにしている「えびす講」の季節でもあります。今年の煙火大会は、11月23日。信州の澄んだ夜空を彩る、晩秋の花火を楽しみたいですね。
さて、今年の立冬は11月7日です。この日から立春の前日までが、暦の上では冬。立冬を過ぎれば12月22日の冬至に向かってさらに日が短くなり、本格的な冬が訪れます。
そんな寒い冬に恋しくなるのが、さつまいもです。たむらでは、秋の訪れとともに秋冬限定菓子として、「いもようかん」や「すいーとポテト」が店頭に並びます。どちらも千葉県産、佐原の紅あずまを使用し、素材の味を活かした優しい味わいとなっています。「すいーとポテト」は200℃以上のオーブンで5分ほど温め、バニラアイスを添えると絶品スイーツに。また「いもようかん」も表面を軽く炙ると、焼きいものようなホクホクとした美味しさをご堪能いただけます。
また、11月といえば七五三の季節でもあります。お子様の健やかな成長を願う日本古来の行事は、これからも大切にしていきたいものです。七五三の内祝いに、ほろほろと口の中でほどける「蕎麦朧」や、川中島白桃の香り高い「たからもも」はいかがでしょうか。冬の薄氷をイメージさせる「おぐら野」もおすすめです。職人が3日間かけてじっくりと炊き上げた丹波の大納言と寒天と砂糖のみで作られる和菓子は、表面が氷のような風合いの上品な和菓子です。シャリっと薄氷を割るような歯ざわり、きらきらと輝く寒天とツヤのあるふっくらとした大納言は、優しい甘さが心地よい美味しさ。職人の技が光る一品に、冬の面影を感じてみてはいかがでしょうか。
そのほか、お好みの菓子をご希望に添って詰め合わせいたします。また、お赤飯や栗おこわも承っております。お祝いの席を華やかに彩る一品として、ぜひご利用ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
店主