お知らせ

  • 長月のおたより

  • 2024.09.02

  • 今年は熱中症で搬送される方が例年になく増加した暑い夏となりましたが、皆さま、体調はいかがでしょうか。最近は朝夕に吹く風の涼やかさに、秋の気配を感じるようになりました。信州の秋が、もうすぐそこまでやっていきています。

    そんな9月の和風月名は、「長月」。秋が深まるにしたがって、次第に夜が長くなっていくことから「夜長月(よながづき)」が略されたという説が有力です。ほかにも、秋の長雨から、「長雨月(ながめづき)」の略であるという説や、稲を刈る月、「稲刈月(いねかりづき)」が転じたという説もあります。

    さて、秋といえば秋分の日。今年は9月22日が秋分の日となっています。昼と夜の長さが同じになり、この日を境に冬至に向かって一日一日、夜が長くなっていく節目の日です。秋分の日の前後3日間、合わせて7日間は秋の彼岸でもあり、ご先祖様に感謝してお墓参りをする風習があります。お供え物の定番は、やっぱり「おはぎ」。昔は、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」、春は牡丹の花にちなんで「ぼたもち」と呼び変えていたそう。なんとも風流な呼び名です。たむらでは、お彼岸用のおはぎをご用意しております。ご予約も承っておりますので、お気軽にご用命ください。

    また、9月17日は中秋の名月です。今年はご自宅で、ススキやお月見だんごを供えてお月様を眺めてみませんか。たむらでは可愛らしいお月見だんごをご用意しております。お月様を模した黄色、秋の実りをイメージしたお米の白、そして草餅の緑が鮮やかな3色のお団子に、たむら特製の餡をたっぷりとつけてお楽しみください。

    そして秋といえば、なんといっても「食欲の秋」ですね。期間限定で販売する、シャインマスカットをまるごと一粒使った「水まんじゅう」はいかがですか。須坂の岡木農園さんのシャインマスカットを寒天で包み込んだ逸品で、半透明の薄い寒天膜の内側から透けてみえるシャインマスカットのグリーンが美しい宝石のようです。また、ながの東急店では、毎週金曜日の開店に合わせて会長が自ら手焼きする、焼き立てのどらやき「あさどら」をご用意しております。こちらもぜひ一度、お試しください。

    さらに、9月16日は敬老の日。日頃お世話になっているおじいちゃん、おばあちゃんに、たむらの和菓子はいかがでしょう。菊の節句を思わせる上生菓子や、お土産にぴったりなお菓子の詰め合わせなど、豊富にご用意しております。
    皆さまのご来店をお待ちしております。
    店主